I・Oデータ、取り外せる小型ハードディスク、デジタル家電間での利用も想定

ニュース

2007/03/09 10:09



 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ、細野昭雄社長)は3月8日、小型のリムーバブルハードディスク「iVDR」シリーズを4月下旬に発売すると発表した。ラインアップと価格は、80GBの「iVDR-80」が2万1000円、160GBの「iVDR-160」が3万7000円。

 パソコンだけでなく、HDDレコーダーをはじめとするデジタル家電や車載用AV機器など、各種のAV・情報機器間で利用することも想定したリムーバブルハードディスク。サイズが横80×縦110×厚さ12.7mm、重さは約150gと小型・軽量なのが特徴で、高速アクセス可能なSerial ATA仕様の「iVDRインターフェイス」を備える。同社のアダプター「USB2-iVDR」に本体を差し込めばUSB2.0対応の外付けHDDとして使うこともできる。

 きょう体は強化プラスチック製。非動作時で約900G耐衝撃性をもち、約70cmの高さからカーペット材の床面に落とす程度の衝撃に耐える。また、回転音が小さな「流体軸受」のディスクユニットを採用、静音性にも配慮した。