イー・モバイル、3.5G携帯利用の定額データ通信サービス、先行申し込み開始
イー・モバイルは3月1日、3.5世代(3.5G)携帯電話「HSDPA」を利用した定額制データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」の先行申し込み受け付けを開始、キャンペーンイベントを大手家電量販店で開催した。本サービスの開始は3月31日から。同社はADSL大手のイー・アクセスの携帯電話子会社で、このサービスから携帯電話事業を開始する。携帯事業に新たな企業が参入するのは、94年のツーカー(現KDDI)、デジタルホン(現ソフトバンクモバイル)以来13年ぶり。
イー・モバイルは3月1日、3.5世代(3.5G)携帯電話「HSDPA」を利用した定額制データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」の先行申し込み受け付けを開始、キャンペーンイベントを大手家電量販店で開催した。本サービスの開始は3月31日から。同社はADSL大手のイー・アクセスの携帯電話子会社で、このサービスから携帯電話事業を開始する。携帯事業に新たな企業が参入するのは、94年のツーカー(現KDDI)、デジタルホン(現ソフトバンクモバイル)以来13年ぶり。
東京・千代田区のビックカメラ有楽町本店では、イー・モバイルの種野晴夫社長が出席。「お客さんの要望の応えることができる、すばらしいネットワーク、端末を用意した。(サービスの通信速度である)3.6Mbps(メガビット/秒)は今までにないサービス。これから契約を伸ばしていきたい」と抱負を述べた。
ビックカメラの塚本智明常務営業本部長も、「期待していたようなすばらしいサービス。3月31日のサービス開始に向けて全店一丸となって一生懸命予約を取っていきたい」と販売を全面的に支援する意向を表明した。
ビックカメラでは3月1日の先行申し込みに先駆け、有楽町店と新宿西口店のイー・モバイルの体験コーナーを設置。イー・モバイルがサービス開始を発表した2月19日から2日間で、用意した2000部のカタログがなくなるなど「お客さんの反応は予想以上」(ビックカメラ)だという。キャンペーンはヨドバシカメラやコジマ、さくらや、ソフマップでも実施する。
「EMモバイルブロードバンド」は、下りが3.6Mbps、上りが384kbps(キロビット/秒)の高速データ通信サービス。当初は東京23区、名古屋市、京都市、大阪市のサービスエリアで開始。07年6月までに関東地区は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の国道16号線圏内、関西地区では神戸市、大阪市近郊都市の一部までに広げる。
サービス開始当初の対応端末は、PDA(携帯情報端末)型のシャープ製「EM・ONE(エム・ワン)」と、NECインフロンティア製のデータ通信カード「D01NE」の2機種。
「EM・ONE」は4.1型のワイドVGA液晶ディスプレイ、ワンセグチューナーと有効131万画素のカメラ機能を搭載。IEEE802.11b/g規格の無線LAN、Bluetoothにも対応する。ステレオでの音声再生も可能。パソコンと同じ配列のキーボードを採用しており、ポインティングデバイスやスクロールホイール、タッチパネルも備える。
512MBのフラッシュメモリを内蔵し、miniSDカードスロットも搭載。OSにはWindows Mobile5.0を採用した。サイズは幅140×高さ70×厚さ18.9mm、重さは約250g。電源にはリチウムイオン電池を使用し、使用時間は4時間。
データカード「D01NE」はサイズが幅54×奥行き115×厚さ8ミリ、重さは約50g。可動式アンテナを装備しており、Windows Vista(32ビット版)、XP、2000のOSに対応する。以後、CFカード型のネットインデックス製「D01NX」、Express Card/34タイプのOPTION製「D02OP」、Huawei製のUSB接続タイプの製品も順次発売していく予定。
イー・モバイルでは、「まずはコンシューマー、次に法人」(種野社長)として、当初は個人ユーザーをターゲットにサービスと端末を販売する。先行申し込みで3万人のユーザー獲得を狙い、初年度では30万人の利用者を見込む。
ただ、データ通信サービスのみで目標数の個人ユーザーを獲得できるかは不透明。同社では音声サービスの開始は08年3月をメドとしており、それまでは伸び悩む可能性もある。こうした点について種野社長は「(店頭で)使ってもらえれば必ず満足してもらえる。店頭キャンペーンも積極的に展開するし、(目標の加入者数獲得は)必ずやれると思う」と自信を見せた。
イー・モバイルは3月1日、3.5世代(3.5G)携帯電話「HSDPA」を利用した定額制データ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」の先行申し込み受け付けを開始、キャンペーンイベントを大手家電量販店で開催した。本サービスの開始は3月31日から。同社はADSL大手のイー・アクセスの携帯電話子会社で、このサービスから携帯電話事業を開始する。携帯事業に新たな企業が参入するのは、94年のツーカー(現KDDI)、デジタルホン(現ソフトバンクモバイル)以来13年ぶり。
東京・千代田区のビックカメラ有楽町本店では、イー・モバイルの種野晴夫社長が出席。「お客さんの要望の応えることができる、すばらしいネットワーク、端末を用意した。(サービスの通信速度である)3.6Mbps(メガビット/秒)は今までにないサービス。これから契約を伸ばしていきたい」と抱負を述べた。
ビックカメラの塚本智明常務営業本部長も、「期待していたようなすばらしいサービス。3月31日のサービス開始に向けて全店一丸となって一生懸命予約を取っていきたい」と販売を全面的に支援する意向を表明した。
ビックカメラでは3月1日の先行申し込みに先駆け、有楽町店と新宿西口店のイー・モバイルの体験コーナーを設置。イー・モバイルがサービス開始を発表した2月19日から2日間で、用意した2000部のカタログがなくなるなど「お客さんの反応は予想以上」(ビックカメラ)だという。キャンペーンはヨドバシカメラやコジマ、さくらや、ソフマップでも実施する。
「EMモバイルブロードバンド」は、下りが3.6Mbps、上りが384kbps(キロビット/秒)の高速データ通信サービス。当初は東京23区、名古屋市、京都市、大阪市のサービスエリアで開始。07年6月までに関東地区は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の国道16号線圏内、関西地区では神戸市、大阪市近郊都市の一部までに広げる。
サービス開始当初の対応端末は、PDA(携帯情報端末)型のシャープ製「EM・ONE(エム・ワン)」と、NECインフロンティア製のデータ通信カード「D01NE」の2機種。
「EM・ONE」は4.1型のワイドVGA液晶ディスプレイ、ワンセグチューナーと有効131万画素のカメラ機能を搭載。IEEE802.11b/g規格の無線LAN、Bluetoothにも対応する。ステレオでの音声再生も可能。パソコンと同じ配列のキーボードを採用しており、ポインティングデバイスやスクロールホイール、タッチパネルも備える。
512MBのフラッシュメモリを内蔵し、miniSDカードスロットも搭載。OSにはWindows Mobile5.0を採用した。サイズは幅140×高さ70×厚さ18.9mm、重さは約250g。電源にはリチウムイオン電池を使用し、使用時間は4時間。
データカード「D01NE」はサイズが幅54×奥行き115×厚さ8ミリ、重さは約50g。可動式アンテナを装備しており、Windows Vista(32ビット版)、XP、2000のOSに対応する。以後、CFカード型のネットインデックス製「D01NX」、Express Card/34タイプのOPTION製「D02OP」、Huawei製のUSB接続タイプの製品も順次発売していく予定。
イー・モバイルでは、「まずはコンシューマー、次に法人」(種野社長)として、当初は個人ユーザーをターゲットにサービスと端末を販売する。先行申し込みで3万人のユーザー獲得を狙い、初年度では30万人の利用者を見込む。
ただ、データ通信サービスのみで目標数の個人ユーザーを獲得できるかは不透明。同社では音声サービスの開始は08年3月をメドとしており、それまでは伸び悩む可能性もある。こうした点について種野社長は「(店頭で)使ってもらえれば必ず満足してもらえる。店頭キャンペーンも積極的に展開するし、(目標の加入者数獲得は)必ずやれると思う」と自信を見せた。