エルゴソフト、「egwordシリーズ」「egbridgeシリーズ」の最新版

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2007/02/22 12:53



 エルゴソフト(小松清志社長)は、インテル製CPUを搭載したMacintosh(Intel Mac)対応の日本語ワープロソフト「egword Universal 2 solo」と、日本語入力システム「egbridge Universal 2」を3月29日に発売する。

 価格は「egword Universal 2 solo」が1万4490円、「egbridge Universal 2」が9450円。日本語ワープロ+日本語入力システム「egword Universal 2」が2万2890円で、アカデミック版は1万4700円。

 日本語ワープロ+日本語入力システム「egword Universal 2」は、日本語入力システム「egbridge Universal 2」と電子辞典を標準装備した製品。インテル製CPUまたはPowerPCのどちらのCPUを搭載したMacでも同一のプログラムを動作させることができる「ユニバーサルバイナリ」に対応。Intel Macのパフォーマンスを最大限に引き出し、起動、入力編集、スクロールなどあらゆる操作に対して瞬時に反応するライブ処理を実現する。

 日本語入力システム「egbridge Universal 2」では、入力中の文章を解析して、そこに含まれている単語を予測変換候補として自動表示することで、大幅に入力効率を向上した。DTPソフト並の精緻で美しい文字レイアウトや、縦書きでの縦中横、約物処理など日本語ならではの細やかな表現に加え、自然な位置での改ページを行う自動調整も実現。図形の輪郭での回り込みや、複数ページにわたる複雑な表も美しく修飾できる表組み機能も搭載する。ドロップキャップ、反射、半透明、グラデーションをはじめとした文字や図形の表現力も強化した。

 また、オープンソース「OpenOffice.org 2.0」をベースに独自の互換機能を追加することで、「Microsoft Word」文書との高い互換性も実現。Windowsで作成された「Word」文書をMacの「egword」で開いて編集、保存し、それを「Word」で開くことが可能となった。

 「egword Universal 2 solo」は、「egword Universal 2」からワープロのみを取り出したユニバーサルバイナリ対応の高速日本語ワープロ。手軽にワープロソフトを使いたいユーザーや、既存の日本語入力システムをそのまま継続して使用し、ワープロ機能のみを追加したいユーザに対応する。

 日本語入力システム「egbridge Universal 2」は、「egword Universal 2」、テキストエディット、Mail、Safariをはじめとした「TSM Document Access」対応ソフトと連携し、予測変換によって入力効率を大幅に向上。三省堂「大辞林 第三版」のほか、「ウィズダム英和辞典 第2 版」「ウィズダム和英辞典」を標準搭載し、言葉の意味を確認しながら文章を作成することができる。Windows MS-IMEとの連携機能も強化した。

 同社では、「EGWORD」「EGWORD PURE」「EGBRIDGE」の各製品の登録ユーザーを対象に、最新版「egword Universal 2」「egbridge Universal 2」を優待価格で提供するサービスも実施する。Mac OS X 10.4.4以降、インテル製CPU、PowerPC搭載Macに対応する。