松下、尼崎に世界最大のプラズマ新工場、2800億円を投じ09年5月稼動へ
松下電器産業(大坪文雄社長)と東レ(榊原定征社長)は1月10日、両社のプラズマディスプレイパネル(PDP)生産子会社、松下プラズマディスプレイ(MPDP)の第5工場を兵庫県尼崎市に建設すると発表した。着工は07年11月で09年5月には第1期の稼動を開始する予定。
生産能力は42V型換算で月100万台。最新の生産設備を導入し、42V型で10面取り、50V型で8面取りという世界最多のパネル取りを実現。世界最大のPDPの量産体制を確立する。投資額は約2800億円。松下では、新工場でパネル生産の効率化を図り、コスト競争力を高めると同時に供給体制の強化を図る。