松下、光学式手ブレ補正・3CCD搭載のデジタルビデオカメラ、DVDとMiniDVで
松下電器産業は1月5日、DVD方式のデジタルビデオカメラ「VDR-D310」とMiniDVテープ方式のデジタルビデオカメラ「NV-GS320」を1月25日に発売すると発表した。価格はともにオープン。実勢価格は「VDR-D310」が9万5000円前後、「NV-GS320」が7万5000円前後の見込み。
両モデルともに「3CCDカメラシステム」を搭載。光の3原色「赤」「緑」「青」の色ごとに専用のCCDを配置しており、微妙な色の違いを描きわけ、色を忠実に再現することが可能。
レンズは独ライカが認定した「ライカディコマーレンズ」を採用。低分散ガラスを使用し、レンズ入力後の光に生じやすい焦点のズレ「色収差」を低減した。ズームは光学が10倍で、デジタルは25倍。
「光学式手ブレ補正ジャイロ」を備えており、高倍率ズーム時や薄暗いシーンなどの場面で画質を劣化することなく手ブレを抑えた撮影が可能。静止画撮影時では、手ブレ補正能力を動画撮影時の約2倍に向上させる「MEGA OIS」機能で、ボタンを押す時のわずかな手ブレも抑えることができる。
モニターには2.7型のワイド液晶を搭載。アイコンの機能と意味を解説する「ヘルプモード」機能、地面撮りを防ぐ「うっかり撮り防止」機能なども備えた。
「VDR-D310」は、8cmDVD-RAM/-R/-RWをはじめ、2層式の8cmDVD-R DLのディスクの記録・再生にも対応。最長約138分の長時間記録ができる。本体サイズは幅84×高さ94×奥行き146mm、重さは約510g。
「NV-GS320」は動画撮影中でもフォトショットボタンを押すだけで120万画素の静止画の記録が可能。1.7秒で素早く撮影ができる「カンタンクイックスタート」機能も装備した。本体サイズは幅84×高さ77×奥行き140mm、重さは約450g。