タカラトミー、3畳1間で暮らす貧乏住人をリッチにする貯金箱「人生銀行」
タカラトミー(富山幹太郎社長)は、最大10万円まで貯めることができる500円硬貨専用の液晶表示つき貯金箱「人生銀行」を12月28日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は4987円前後の見込み。
本体は白をベースにしたキューブ型。前面に32×48ドットの液晶パネルをつけ、1万円から10万円まで、500円単位の目標貯金額、貯金完了日などが設定できる。液晶パネルには現在までの貯金額、貯金完了日までの残りの日数、目標までの金額などのほか、日付や現在時刻を表示することができる。電源は単3電池3本。
貯金箱の中には、3畳1間で生活する人が住んでいる。お金が貯まるにつれ、少し広めのマンションに住み替えたり、デートや結婚、就職や仕事の成功などのさまざまな「いいこと」が起こり、住人はどんどんリッチになっていく。
初期設定によりストーリーは変化するが、無事目標を達成すると「貯金箱の住人」のハッピーなエンディングを見ることができる。なお、目標達成ができなかった場合は、「残念なエンディング」になるという。このほか、一定期間貯金をしないと「貯金箱の住人」による貯金催促イベントが展開するなど、楽しく貯金ができるよう工夫した。