KDDI、水没OKで衝撃にも強いカシオ製携帯電話、大容量バッテリーも
KDDIは12月6日、携帯電話ブランド「au」で、耐水性・耐衝撃性が高く、大容量バッテリーを採用したカシオ計算機製の法人向け携帯電話「E03CA」を12月8日に発売すると発表した。価格はオープン。
常温の水道水で水深1mの水槽に電話機を沈めた状態で約30分間放置しても浸水しない「IPX7(旧 JIS保護等級7)」相当の耐水性と耐衝撃性を備える。容量が1200mAhと大容量のバッテリーを採用。連続通話時間が約310分、連続待ち受け時間が約410時間と長時間使用を可能にした。充電時間は約180分。
法人用端末のため、セキュリティ機能も充実させた。管理者が操作することで、携帯電話のネット接続やアドレス帳、電子メールなどの利用を制限する「利用者制限機能」、一定時間を経過すると自動的にロックがかかる「再ロック」機能を搭載。
そのほかにも、紛失時に固定電話などからの遠隔操作でオートロックをかけられる「遠隔オートロック」、携帯電話内のメモリを消去できる「遠隔データ消去」、管理者のパソコンから遠隔でロックできる「リモートロック」、アドレス帳や送受信メールなどのデータを削除できる「リモートデータ削除」といった機能も盛り込んだ。Bluetooth機能も備える。
また、最大20人までのグループ間で、通話、テキスト、静止画の送受信ができる法人向けコミュニケーションサービス「Business Messenger」、管理者が携帯電話のアプリケーションのインストールやバージョンアップ、削除を一括で操作できるサービス「ビジネスアプリ管理サービス」に対応する。
サイズは幅53×高さ117×厚さ33mm、重さ約167g。有効約207万画素のオートフォーカス付きカメラを内蔵。ディスプレイはメインが240×320ドットの約2.4インチQVGA液晶、サブは100×100ドットの約1.0インチのモノクロ液晶を搭載する。