NEC、コンクリの床に落としても水をかけても壊れないノートPC
NECは12月5日、工事現場や工場内施設などの過酷な環境でも動作する堅牢設計のノートPC「ShildPRO(シールド プロ)FC-N21S」を発表した。07年1月から順次出荷を開始する。価格はオープンで、実勢価格は20万円台後半から30万円台前半の見込み。販売目標は2年間で2万台。
NECは12月5日、工事現場や工場内施設などの過酷な環境でも動作する堅牢設計のノートPC「ShildPRO(シールド プロ)FC-N21S」を発表した。07年1月から順次出荷を開始する。価格はオープンで、実勢価格は20万円台後半から30万円台前半の見込み。販売目標は2年間で2万台。
きょう体にマグネシウムダイカスト合金を採用し、90センチの高さからコンクリートの床に落としても壊れない堅牢性を実現した。04年に発売した「FC-N11F」の後継機。記者会見では、床に見立てた木板の上に電源を切った「FC-N21S」を男性の腰の高さから落とすデモンストレーションを実施。本体を斜めにして落とした後でも「FC-N21S」は正常に起動し、その堅牢性をアピールした。
起動した状態で「FC-N21S」にペットボトルから直接水をかけるデモも行ったが正常に動作し続けた。IP54に準拠する防塵、防滴加工を施してあるためで、各方位からの水や塵の浸入を防止することができる。また、液晶部分についても強化ガラスで保護しており、水がかかっても問題ないという。本来裏面には排水ホールを設け、液体などを素早く排出する構造も採用した。
工場内や、屋外での利用を想定し、標準で摂氏5度から45度、オプションの「広温度範囲HDD」と「広温度範囲バッテリ」を使うと摂氏マイナス20度から50度の幅広い温度環境でも動作する。このほか、車載にも対応するよう、耐振動、耐衝撃設計を採用した。
ディスプレイは1024×768ドット表示の12.1型のタッチパネル液晶。ディスプレイ部分が180度回転し、タブレットPCとしても使えるコンバーチブル仕様を採用した。CPUは超低電圧版の「Core Solo U1400(1.2GHz)」。
メモリ容量は256MB-2GBで選択できるほか、無線LAN・指紋認証などの組み合わせも選べる。Windowsモデルに加えLinuxモデルもラインアップした。キーボードもバックライト付きやキーボードカバー付きなどから選択できる。またディスクは、SATA60GBのHDDを標準で搭載するが、フラッシュメモリを使ったシリコンディスクなどを選択することも可能。バッテリーは、最大駆動時間8時間のリチウムイオンバッテリーを標準で装備した。
セキュリティ機能では、暗号情報を安全に格納・管理できるセキュリティチップ(TPM)や、ハードディスク暗号化ソフト、ハードディスクデータ消去ツールなどを標準で備える。本体サイズは幅268×奥行き256×高さ48mm。前モデル比で約22%の軽量化を図り、重さを約2.5kgにとどめた。通常モデルは07年1月から、広温度範囲HDD搭載モデルとシリコンディスク搭載モデルは07年3月から出荷を開始する。
NECは12月5日、工事現場や工場内施設などの過酷な環境でも動作する堅牢設計のノートPC「ShildPRO(シールド プロ)FC-N21S」を発表した。07年1月から順次出荷を開始する。価格はオープンで、実勢価格は20万円台後半から30万円台前半の見込み。販売目標は2年間で2万台。
きょう体にマグネシウムダイカスト合金を採用し、90センチの高さからコンクリートの床に落としても壊れない堅牢性を実現した。04年に発売した「FC-N11F」の後継機。記者会見では、床に見立てた木板の上に電源を切った「FC-N21S」を男性の腰の高さから落とすデモンストレーションを実施。本体を斜めにして落とした後でも「FC-N21S」は正常に起動し、その堅牢性をアピールした。
起動した状態で「FC-N21S」にペットボトルから直接水をかけるデモも行ったが正常に動作し続けた。IP54に準拠する防塵、防滴加工を施してあるためで、各方位からの水や塵の浸入を防止することができる。また、液晶部分についても強化ガラスで保護しており、水がかかっても問題ないという。本来裏面には排水ホールを設け、液体などを素早く排出する構造も採用した。
工場内や、屋外での利用を想定し、標準で摂氏5度から45度、オプションの「広温度範囲HDD」と「広温度範囲バッテリ」を使うと摂氏マイナス20度から50度の幅広い温度環境でも動作する。このほか、車載にも対応するよう、耐振動、耐衝撃設計を採用した。
ディスプレイは1024×768ドット表示の12.1型のタッチパネル液晶。ディスプレイ部分が180度回転し、タブレットPCとしても使えるコンバーチブル仕様を採用した。CPUは超低電圧版の「Core Solo U1400(1.2GHz)」。
メモリ容量は256MB-2GBで選択できるほか、無線LAN・指紋認証などの組み合わせも選べる。Windowsモデルに加えLinuxモデルもラインアップした。キーボードもバックライト付きやキーボードカバー付きなどから選択できる。またディスクは、SATA60GBのHDDを標準で搭載するが、フラッシュメモリを使ったシリコンディスクなどを選択することも可能。バッテリーは、最大駆動時間8時間のリチウムイオンバッテリーを標準で装備した。
セキュリティ機能では、暗号情報を安全に格納・管理できるセキュリティチップ(TPM)や、ハードディスク暗号化ソフト、ハードディスクデータ消去ツールなどを標準で備える。本体サイズは幅268×奥行き256×高さ48mm。前モデル比で約22%の軽量化を図り、重さを約2.5kgにとどめた。通常モデルは07年1月から、広温度範囲HDD搭載モデルとシリコンディスク搭載モデルは07年3月から出荷を開始する。