日本HP、AMD製CPU搭載のデスクトップPC、MADE IN TOKYOで5万1450円から

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2006/12/04 16:46



 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は12月4日、AMD製CPUを搭載したデスクトップPC「HP Compaq Business Desktop dc5750シリーズ」を発売した。SOHOから中小・中堅企業、個人ユーザーまでをターゲットに、直販サイト「HP Directplus」や販売代理店を通じて販売する。価格は、省スペースタイプの「dc5750 SF/CT」、マイクロタワー型の「dc5750 MT/CT」ともに5万1450円から。

 CTO(注文仕様生産)によるカスタマイズに対応し、同社の昭島工場で国内生産するMADE IN TOKYOモデル。冷却効率とメンテナンス性に優れたBTX規格の新型きょう体と省電力なAMD製CPUを採用。さらに、BIOSレベルでファンの回転数を調整するなどで、省電力化を図った。2画面出力対応のグラフィックス内蔵チップセット「ATI Radeon Xpress 115」や高速転送のメモリ・HDDなど、長期間の使用に耐える技術も取り入れた。

 CPUは、コストパフォーマンスに優れた「Sempron 3400+」からデュアルコアCPUの「Athlon 64 X2 5200+」まで、計5種類から選択できる。OSは「Windows XP Home Edition」または「Windows XP Professional」を選べ、512MB以上のメモリを搭載すれば、「Windows Vista」にアップグレードすることもできる。コンパクトフラッシュやSDメモリカード、メモリースティックなど、合計16種類のメモリカードに対応したカードリーダー・ライターも選択可能。

 また、省スペースタイプの「dc5750 SF」は、ロープロファイルPCI Express x16スロットを1基、ロープロファイルPCI Express x1スロットを1基、ロープロファイルPCIスロット2基を装備した。マイクロタワー型の「dc5750 MT」では、フルハイトPCI Express x16スロット1基、フルハイトPCI Express x1スロット1基、フルハイトPCIスロットを2基のほか、4基のメモリスロットなど、豊富な拡張スロットを備える。