ネットマイルなど、小中学生の「生の声」を聞くネットリサーチサービス

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2006/11/30 10:13



 バンダイネットワークス(大下聡社長)とネットマイル(山本雅代表取締役)は11月29日、共同で小中学生を対象としたネットリサーチサービス事業を開始すると発表した。サービス名は「キッズリサーチ」で、バンダイネットワークスが運営する情報交換サイト「サークルリンク」と連携し、小中学生の「生の声」を集める。

 ネットリサーチ市場の拡大にともない、企業からの小中学生に対する調査のニーズは高まっており、小中学生から情報は、企業にとって重要なマーケティングツールの1つとなっている。しかし、従来の小中学生向け市場調査は、両親が本人の代理で回答を行う郵送や電話調査がほとんどで、小中学生の「生の声」を聞くことは難しかった。アンケート実施にも時間がかかり、サンプル数も限られていた。

 新たに開始した「キッズリサーチ」では、バンダイネットワークスが、情報交換サイト「サークルリンク」に集う30万人以上の小中学生を「キッズリサーチ」のアンケートページに誘導、ネットマイルがアンケート調査を実施する。ネットマイルは、このほか顧客開拓と営業窓口業務も担当する。

 両社では、今回の「キッズリサーチ」を日本での本格的な低年齢層向けネットリサーチサービスの第一歩とし、小中学生向けの商品を開発しているメーカーや、市場調査会社を中心に売り込む方針。