日立、短焦点レンズを搭載し大画面表示が可能な液晶プロジェクター
日立製作所は11月14日、短焦点レンズを搭載し、狭い場所でも大画面の投映が可能な小型液晶プロジェクター「CPX1J」を12月中旬に発売すると発表した。価格は20万7900円。
水平1024×垂直768画素の0.63型液晶パネル3枚を搭載した液晶プロジェクター。1.5mの距離から60型の画面表示が可能な短焦点レンズを採用し、小会議室や狭いプレゼンテーションルームでも大画面でプレゼン資料や映像を投映できる。明るさは2000ルーメン。
さらに、パソコンを使わず、本体にUSBで接続したUSBメモリや外付けHDD内のデータを表示できる「USBプレゼン」機能を搭載した。プロジェクターの傾きで起きる台形のゆがみをセンサーで感知し、自動的に補正する「オート垂直台形歪み補正」機能、スクリーンのほか、ホワイトボードや黒板に投映できる機能も搭載する。
本体は幅274×高さ59×奥行き205mmのB5ファイルサイズ。重さは1.7Kg。冷却効率の高い電源とランプを採用することで騒音を抑えると同時に軽量化を図った。電源を入れてから4秒で起動する「クイックスタート」、電源を切った後のクールダウンが不要な「ダイレクトパワーOFF」機能なども備える。