日本エイサー、実売10万円前後のVistaアップグレード対応ノートPC
日本エイサーは11月13日、15.4インチ光沢ワイド液晶を搭載したノートパソコン「Aspire 5101A(AS5101AWLMi)」を11月18日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。
OSに「Windows Media Center Edition」をプリインストールし、同社の優待キャンペーンを利用することで、わずか3150円で次期Windows OS「Windows Vista Home Premium」に移行できるのが特徴。「Windows Vista Home Premium」は、Windows Vistaの新機能の一つ「Windows Aero」を利用できる個人向けエディションの上位版。
CPUはAMDの「Turion 64 MK-36(2GHz)」を搭載。また標準で、1GBのメモリと「ATI RADEON XPRESS 1100 グラフィックチップセット」を搭載し、「Windows Vista Home Premium」以上に移行できる動作条件を満たした。このほか、最大1280×800ドット表示対応の「15.4インチAcer Crystal Brite Color TFT光沢液晶ディスプレイ」、80GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、802.11b/g規格対応の無線LAN機能、5メディア対応のカードリーダーなどを搭載する。
日本エイサーは同時に、10月26日に実施を発表していた優待キャンペーン「Windows Vista今なら安心アップグレードプログラム」の詳細を発表した。
対象機種は、10月26日から07年3月15日の期間中に購入した、同社製ノートPC「AS5600シリーズ」「AS3100シリーズ」「FR4002シリーズ」など。申し込みは、11月30日から同社サイトと電話で受け付ける。
優待料金は「Windows XP Media Center Edition」から「Windows Vista Home Premium Edition」へのアップグレードが3150円、「Windows XP Home Edition」から「Windows Vista Home Basic Edition」へのアップグレードが9800円、「Windows Vista Home Premium Edition」へは1万4800円。
新発売する「Aspire 5101A」以外の機種は、標準仕様のままか、メモリを1GB以上に増設することで、「Windows Vista Home Premium」あるいは「Windows Vista Home Basic」にアップグレードできる。