FIF、子どもたちがワークショップで作成したクレイアニメを配信

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2006/11/13 10:13



 フューチャー イノベーション フォーラム(FIF)は、今年8月に静岡市と仙台市で実施した小中学生対象のクレイアニメワークショップ「ねんど DE アニメ」で子供たちが制作した作品のストリーミング配信をFIFの公式サイトで開始した。

 FIFでは、子どもたちにITを「使う側」から「創る側」になってもらい「つくる喜び」や「協力して1つのものをつくり上げる楽しさ」を実感してもらうため、クレイ(粘土)を使ったアニメーション制作を体験できるワークショップ「ねんど DE アニメ」を静岡と仙台の2か所で開催し、小学校4年生から中学2年生まで計48人が参加した。

 作品のテーマは「地域紹介」。参加者は4-5人のチームに分かれ、3日間かけて、ストーリー作りやクレイ人形を使った撮影、台詞の吹き込みなどのクレイアニメ制作工程をほぼすべてを経験しながら作品を制作した。

 今回ストリーミング配信するのは静岡、仙台から各5作品の計10作品。それぞれ「富士山」や「みかん」、「牛タン」や「笹かま」など、ご当地キャラクターが登場する郷土色豊かな作品に仕上がっている。

 FIFではサイトで、クレイアニメの制作風景を収めた映像をはじめ、主催する独自の企業見学プログラム、パソコン組み立て教室の様子も順次配信していく予定。