デル、AMD製CPU搭載ノートPC、Expressカード接続のワンセグチューナーも

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2006/11/07 19:57

 デル(ジム・メリット社長)は11月7日、AMD製デュアルコアCPUをBTOで搭載可能な個人・SOHO・中小企業向けノートブックPC「Inspiron 1501」を発売した。価格は最小構成で9万5025円から。

 デル(ジム・メリット社長)は11月7日、AMD製デュアルコアCPUをBTOで搭載可能な個人・SOHO・中小企業向けノートブックPC「Inspiron 1501」を発売した。価格は最小構成で9万5025円から。

 ベーシックノートPC「Inspiron 1300」の後継機種で、デスクトップPC「Dimension」シリーズに続き、同社製のノートPCでAMD製CPUを初めて採用した。デザインも、従来のグレーを基調としたカラーリングからシルバーに変更。標準で15.4インチワイド液晶ディスプレイ、3イン1メディアリーダー、CD-RW/DVDコンボドライブなどを装備する。

 CPUは、デュアルコアCPU「AMD Turion 64 X2」をはじめ、コストパフォーマンスの高い「モバイルAMD Sempron」など4種類から選択可能。チップセットには「ATI Radeon Xpress 1150」を採用した。

 価格は、CPUにモバイルAMD Sempron 3500+(1.8GHz)を採用し、メモリ512MB、60GB HDD、CD-RW/DVDコンボドライブを搭載したベーシック構成の場合で9万5025円、AMD Turion 64 X2デュアルコア・モバイル・テクノロジ TL-56(1.8GHz)、メモリ2GB、80GB HDD、15.4インチTrueLife光沢液晶ディスプレイ、DVD+/-RWドライブを搭載した推奨構成の場合で18万600円など。

 デルでは同時に、エスケイネット(妹尾兼代表取締役)から供給を受け、デル専用OEM(相手先ブランドによる生産)製品としてワンセグチューナーカード「MonsterTV 1D Expressカード for DELL」を発売すると発表した。「Inspiron 1501」を含め、次世代PCカード規格「Expressカード」を搭載した同社製ノートブックPC「Inspiron」「XPS」シリーズで周辺機器のオプションとして販売する。

 「MonsterTV 1D Expressカード for DELL」は、携帯・移動体向け地上デジタル放送「ワンセグ」の視聴や録画に加え、BMLブラウザを搭載し、ワンセグ放送のデータ情報も受信できるのが特徴。エスケイネットでは、今回のOEM提供にあたり、デル向けにカスタマイズを行い、接続インターフェイスを「Expressカード」に変更した。

 「Inspiron 1501」とのバンドル販売は7日から、その他のノートPCとのバンドルは8日から、対象機種を単体で購入したユーザー向けの単体販売は11月15日からそれぞれ開始する。バンドル価格は1万1000円、単体価格は1万4800円。