バッファロー、デジタルアーツの有害サイト遮断ソフトを有線LAN製品に添付
バッファロー(斉木邦明社長)は12月31日、デジタルアーツ(道具登志夫社長)の有害サイト遮断ソフト「i-フィルター 4(30日試用版)」を同社の有線LANアダプタ10製品に添付し、06年11月中旬から発売すると発表した。
対象製品はデスクトップPC用LANボード「LGY-PCI-GT」「LGY-PCI-TXD」、ノートPC用LANカード「PC-CB-CLGT」「LPC-PCM-CLX」、USB接続のLANアダプタ「UA-U2-GT」「LUA-U2-KTX」など発売中の計10製品。
「i-フィルター 4」は、アダルトサイトや殺人・自殺誘発サイトなど青少年によって有害なソフトをリアルタイムにブロックできるウェブフィルタリングソフト。1億8000万超のウェブページを網羅したデータベースで、高いブロック精度を持ち、オフィス向けのブロックカテゴリも充実しているという。フィルタリングのレベルはボタン1つで設定可能で、利用する人に合わせて異なるレベルのフィルタを使用することも可能。利用禁止時間帯の指定や「1日何時間まで」といったアクセス制限機能も搭載する。
バッファローの有線LAN製品には、30日間無料で利用できる同ソフトの試用版を添付。さらに、通常より安い特別価格で製品版にアップグレードできる優待サービスを実施する。「i-フィルター 4」のパッケージ版の価格は6090円、ダウンロード版は4200円。バッファロー製品に添付された試用版からは、ダウンロード版より600円安い3600円でアップグレードできる。ソフトの利用期間は1年間で、その後の更新料は通常版と同じとなる。
デジタルアーツでは、パソコンのほか、携帯ゲーム機やデジタル家電も視野に入れ、インターネット上の有害な情報を閲覧させないフィルタリングソフトの普及に取り組んでおり、今後も、サービスの拡充を目指して各種製品との連携を積極的に進めていく方針。