サイボウズ、社内LAN用「サイボウズブログ」、コンセプトは手軽さ
サイボウズ(青野慶久社長)は、社内LANを利用し、簡単に情報発信ができる社内ブログ「サイボウズブログ」を発売した。
「手軽さ」をコンセプトに、初心者でも直感的に利用できるユーザーインターフェイスを採用し、個人のポータルページに興味のあるブログや未読記事などを表示して情報を管理できる「ブログポータル機能」、承認のステップを踏んで記事を投稿する「ワークフロー機能」などの機能を搭載。同社のグループウェア製品「サイボウズ Office 6」「サイボウズガルーン 2」を利用中のユーザーならば、ログイン名とパスワード入力を省略して「サイボウズブログ」にアクセスできる「シングルサインオン機能」も備えた。
最小10ユーザーから導入可能で、新規ライセンス価格は、税別で10ユーザー版が7万9800円、50ユーザー版が38万円、100ユーザー版が69万8000円、200ユーザー版が128万円、300ユーザー版が180万円。ソフトは同社サイトからダウンロードでき、無償で60日間試用できる。
同社では、社内ブログの有用性を理解してもらうため、10月3日から「サイボウズブログ」のベータ版を同社サイト上で一般公開し、約1か月の間に、約700件のダウンロードがあったという。さらに今回、正式版の発売にあわせ、「社内ブログ攻略キャンペーン」を開始。クイズに正解したユーザーを対象に、抽選でオリジナル刻印入り「iPod nano」などの豪華賞品をプレゼントする。応募期間は11月30日まで。
このほか社内ブログの概念や導入・活用事例を紹介するセミナーの開催などのさまざまなプロモーション活動を行い、今後1年間で2000社以上への導入を目指す。