富士通、15.4ワイド液晶搭載ノートPCや液晶一体型デスクトップPCなど3機種

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2006/10/31 17:21



 富士通は10月31日、15.4型ワイド液晶搭載したノートPC「FMV-BIBLO NFシリーズ」で、「Windows Vista Premium Ready」に対応した新モデル2機種を発表、11月2日から順次発売すると発表した。

 CPUにインテルのデュアルコアCPU「Core Duo T2300(1.66GHz)」を搭載した「NF70T」、「Celeron M 410(1.46GHz)」搭載の「NF45T」をラインアップした。価格はともにオープン。実勢価格は「NF70T」が18万9800円前後、「NF45T」は16万9800円前後の見込み。

 2機種ともにディスプレイに1280×800ドットの15.4インチワイド「スーパーファイン液晶」を採用。HDDが100GB、メモリは1GB。2層式DVD±R対応のDVDスーパーマルチドライブ、「IEEE802.11a/b/g」規格準拠の無線LAN機能、SDメモリーカード、メモリースティックなどの読み書きが可能な「ダイレクト・メモリースロット」、指紋センサー機能などを備える。

 また、次期Windows OS「Windows Vista Home Premium」の動作性能を保証する「Windows Vista Premium Ready」。最薄部で約33mmの薄型きょう体を採用した。本体カラーはヴィーナス・ホワイト、キーボードの刻印はエンジ色。

 同時に、デスクトップPC「FMV-DESKPOWER」で、17型液晶ディスプレイ一体型の「EK30T」も発表した。11月10日に発売する。価格はオープン。実勢価格は12万9800円前後の見込み。

 CPUは「Celeron M 410(1.46GHz)」、HDDは80GB、メモリ512MB。2層式DVD±R対応のDVDスーパーマルチドライブ、USB2.0ポート4基などを装備。「Windows Vista Capable PC」で、メモリを1GB増設すれば「Windows Vista Premium Ready」となる。

 CPUなど熱を発しやすい部品の配置を工夫し、効率的に外気吸入することで、冷却ファンなどの騒音の発生を抑える「サイレント・クーリングシステム」を採用したほか、パソコンの熱を逃がす排気口を上向きに設けることで冷却・排気性能を高めた。

 本体は奥行き約21cmのきょう体を使用し、電源ケーブルの接続部をL字にするなど、省スペース性も追求した。カラーはスノーホワイト。