富士フイルム、2万円を切る有効625万画素の単3乾電池対応デジタルカメラ
富士フイルムは10月26日、有効画素数625万画素、光学3倍ズームのコンパクトデジタルカメラ「FinePix A600」を11月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は1万8900円前後の見込み。
電源に単3形ニッケル水素電池や、外出先でも入手しやすい単3形アルカリ乾電池を使用するエントリー向けモデル。シンプルなデザインの本体に、晴天の下でも反射を防ぐ特殊コーティングを施した2.4型カラー液晶を搭載した。
CCDは有効625万画素の「スーパーCCDハニカムV HR」、レンズは35mmフィルムカメラ換算で36-108mmの光学3倍ズーム。6.2倍のデジタルズームと併用することで、最大18.6倍までズームアップが可能。このほか、最短10cmまで近づいて撮影できるマクロ撮影機能、「人物」「風景」「スポーツ」「夜景」の4種類の撮影モード、1秒当たり10フレームの音声付き動画撮影機能などを備えた。
記録メディアはxD-ピクチャーカードで、本体に約12MBのメモリも内蔵する。電池寿命はニッケル水素電池使用時で約350枚、アルカリ乾電池使用時で約100枚。