バッファロー、高速転送のeSATA接続も可能なRAID5対応外付けHDD

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2006/10/26 10:43

 バッファローは、eSATA(外付けシリアルATA)・USB2.0接続のRAID5対応外付けHDD「HD-QSU2/R5シリーズ」を11月中旬に発売する。価格は、HDD容量が1TBの「HD-Q1.0TSU/R5」が8万3580円、2TBの「HD-Q2.0TSU2/5」が15万6345円。

 バッファローは、eSATA(外付けシリアルATA)・USB2.0接続のRAID5対応外付けHDD「HD-QSU2/R5シリーズ」を11月中旬に発売する。価格は、HDD容量が1TBの「HD-Q1.0TSU/R5」が8万3580円、2TBの「HD-Q2.0TSU2/5」が15万6345円。

 250GBまたは500GBのHDD4台を内蔵し、ハードウェアRAID機能を搭載した外付けHDD。ハードウェアRAID機能は、データ保護を重視した「RAID1(ミラーリング)モード」、データ保護と高速性機能の「RAID5モード」、全容量を高速に使用できる「RAID0(ストライピング)モード」に対応。ほかにも、4台のドライブを連結して1台のドライブをとして使用する「スパニングモード」、1台ずつ個別に使用する「通常モード」の計5種類のモードを利用できる。

 eSATA接続でRAID0やRAID5モードを使用すれば、実測値でUSB2.0の約3倍の100MB/sの高速転送が可能だという。パソコンにeSATAポートがなくても、高速インターフェイスの「eSATA」が利用できるよう、パソコン内部のSATAポートをeSATAポートとして使用できるブラケットも付属する。

 きょう体は、エアフローを重視した設計を採用。専用設計電源やボールベアリングファンを搭載し、温度監視機能で常に最適な冷却を行える。ドライブや本体の盗難を防止するセキュリティスロット、RAIDモードの変更をパスワードでロックする機能といったセキュリティ対策機能も装備した。

 初期不良の発生を未然に防止するため、工場出荷時にRAID5構築・稼動試験を実施して出荷する。万が一、HDDが故障した時は、同社製の内蔵HDDを使用し、ドライバ1本で簡単にドライブ交換・再構築ができる。ドライブの異常をブザーで知らせる機能も盛り込んだ。冷却ファンの交換も可能。