ピクシス、中規模企業用LAN対応会計ソフトと個人事業者向け青色申告ソフト
ピクシス情報技術研究所(吉井秀元代表取締役)は、中規模企業向けLAN対応会計ソフト「らんらん財務会計2アドバンス」と、個人事業者向け青色申告(一般用)会計ソフト「わくわく青色申告2」を発売した。
直販サイト「ピクシスe-Store」と代理店で販売し、価格は「らんらん財務会計2アドバンス」が4万8300円、「わくわく青色申告2」が9975円。両製品とも対応OSはWindows XP、2000。
「らんらん財務会計2アドバンス」は、専用サーバーを利用した本格的なLAN環境や、ピアトゥピア接続の簡易LAN環境にも柔軟に対応する財務会計ソフト。LAN対応3ユーザー機能を搭載しており、同一LAN環境で接続される3台のPCから同時アクセスが可能。
ブラウザ感覚のわかりやすい操作性と「アシスタント機能」で、仕訳を入力するだけで、伝票・仕訳帳・出納帳・元帳・補助元帳・残高試算表・決算書など多様な帳票への自動転記や集計ができる。「部門管理機能」で組織ごとの損益を管理も可能。グラフ作成など多岐にわたる分析機能(経営ツール)や、操作者の権限を制限できるセキュリティ機能なども搭載した。
同社では、初年度に2000システムの販売を目指す。ユーザー企業への導入促進には会計事務所の経理処理フォローがポイントとなるため、会計事務所には無償でソフトを提供する。
「わくわく青色申告2」は、「わくわく財務会計2」と同等の伝票入力・帳簿入力機能を搭載し、わかりやすい画面・操作で元帳や青色決算書(一般用)を作成できる。「らんらん財務会計2アドバンス」と同様、仕訳入力を支援する「アシスタント機能」を搭載。青色申告特別控除65万円の対象となる複式簿記、青色申告決算書(一般用)も自動で集計できる。
一般的な勘定科目は登録済みで変更・追加・削除も可能。「固定資産管理機能」で減価償却を自動計算し、期末の仕訳も簡単に入力できる。同製品の発売を記念して、5000本限定で無料ダウンロード提供を行い、他社製品からの乗り換えなどシェア拡大を狙う。初年度に2万本の販売を目指す。