メガソフト、耐震チェック機能を強化した住宅デザインソフト
メガソフト(井町良明社長)は10月17日、住宅デザインソフトの最新版「マイホームデザイナーLS(ライフスタイル)」を11月24日に発売すると発表した。同社のオンラインショップでは店頭販売に先駆け、11月14日からダウンロード版を発売する。価格は、製品版が1万290円、ダウンロード版が7665円。
「自分流のライフスタイルで住まう家」と「安全に暮らせる家」の2つをテーマに新機能を搭載。ユーザーニーズがソフト自体の使い方から家づくりの情報を求める方向に変化する一方、耐震偽装事件や相次ぐ災害で住まいの安全性に対する関心が高まっていることに対応した。製品名も「マイホームデザイナー」から「マイホームデザイナーLS」に変更した。
安全性機能では、一級建築士・上農富朗氏監修のもと、災害に強い家づくりを検討できる「簡易構造チェック」機能を装備。作成した耐力壁を配置した間取りをもとに耐震性・耐風性・耐積雪性をチェックし、災害に強い家づくりのアドバイスを表示する。市町村別の積雪量、風速を考慮に入れた計算も行う。
一方、家作り情報では、静岡文化芸術大学・宮内博実教授監修の「コーディネート」機能、間取り研究家の小池康壽氏監修による100例の間取りプラン、場所ごとの日当たり時間をチェックできる「日当たりチェック」機能、わかりにくい建築の専門用語を気軽に調べられる「建築用語集」を収録した。対応OSはWindows Vista、XP、2000。