アマゾン、世界に先駆け金券をコンビニで販売、3000円と5000円の2種類
アマゾンジャパンは10月2日、同社が運営するオンラインストア「Amazon.co.jp」で、新たな決済方法として金券「Amazonショッピングカード」を導入すると発表した。
「Amazonショッピングカード」は今回の日本市場への導入が世界初。額面は3000円と5000円の2種類で、全国のローソン、am/pm、ミニストップの各店で10月3日から販売を開始した。
同社はこれまで「クレジットカード」「代金引換」「Amazonギフト券」「コンビニ・ATM・ネットバンキング払い」の決済方法を提供してきたが、コンビニエンスストアで購入できる金券を導入することで、クレジットカードを持てない未成年者や、初めて「Amazon.co.jp」を利用するユーザーなど、幅広いユーザー層の取り込みを狙う。さらに同社ではプレゼントや企業のアメニティなどのギフト用途も見込んでいる。
カードを購入した後、カードの裏面にあるスクラッチ部分を削って16桁の専用コードを確認、商品購入の際の決済画面に専用コードを入力して決済する。PCサイトでも携帯電話向けサイトでも利用可能。また、カードは一度に何枚でも利用できるほか、カードの残高が商品代金に満たない場合は差額分だけ別の決済方法で支払うこともできる。
また同社では、ショッピングカード発売記念キャンペーンとして、「サプライズカードプログラム」を07年9月30日までの1年間に発行されたカードを対象に実施。カード発行枚数のうち100枚に1枚の割合で3000円のカードで4000円分、5000円のカードで7000円分の買い物ができる。当選は、「Amazon.co.jp」で買い物をする際などに確認できる。