日本HP、ノートPCに「石庭の砂紋」をデザイン、15.4型ワイド液晶搭載で
日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、15.4インチワイド液晶搭載の個人向けノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv6100/CT」(dv6100/CT)を9月28日に発売した。「日本の禅寺の石庭に描かれる砂紋」から着想を得た波形模様をトップカバーやパームレスト部にあしらったのが特徴で、用途に応じてカスタマイズできるCTO(注文仕様生産)モデル。直販サイト「HP Directplus」での価格は、8万4000円から。
「日本の禅寺の石庭」に見られる砂の波形模様をイメージしたウェーブラインを本体表面のデザインに採用。また、独自の外装加飾工法「HP Imprint」を用い、傷がつきにくく高級感のあるデザインを実現した。「HP Imprint」は日本写真印刷から供給を受けた加工技術で、絵柄の上に特殊なフィルムを圧着させ表面をコーティング加工する工法。光沢のある質感と高い耐久性が特徴で、現在では携帯電話や自動車の内部、タイヤのホイールカバーの外装などに広く用いられているが、ノートPCの外装として使われるのは今回が初めて。
CPUには、インテルのCore2 Duoや、高性能グラフィックス「NVIDIA GeForce Go 7400」の選択も可能。次期OS「Windows Vista」にも対応する。また、ディスプレイ上部に内蔵されテレビ電話やビデオ電子メールが楽しめる130万画素の内蔵カメラ「1.3メガピクセルWebカメラ」やPC ExpressCardスロットに内蔵できるカード型リモコン「HPモバイルリモートコントローラ」を搭載することもできる。
さらに、軽く触れるだけでDVDの再生や音量調節などを行える静電式の「メディアコントロールボタン」や、AC電源接続端子の外周部にBlue LEDを備える。タッチパットや無線LAN、音声のON/OFFボタンには赤と青のデュアルカラーLEDを採用した。
発売を記念して、インテル Core2 Duoプロセッサを搭載したモデルが特別価格で購入できるキャンペーンを500台限定で実施する。インテル Core2 Duo T5500、メモリ512MB、HDD100GB、スーパーマルチドライブ、インテル製IEEE802.11a/b/g内蔵無線LAN、Windows XP Home、リモコンを搭載した最小構成で、価格は11万4450円から。また、「dv6100/CT」を購入したユーザーを対象にした「HP Pavilionプレゼンツ、ゆうこりんのスペシャルクリスマスパーティご招待キャンペーン」も期間限定で行っている。