松下、CPUを強化した「Let'snote」冬モデル、10周年記念の直販モデルも
松下電器産業は9月27日、モバイルノートPC「Let'snote」の06年冬モデル4シリーズを10月27日から順次発売すると発表した。
ラインアップは、14.1型SXGA+液晶とスーパーマルチドライブを搭載し、キーボード全面防滴を施した「Y5シリーズ(CF-Y5)」、12.1型液晶とスーパーマルチドライブ搭載の「W5シリーズ(CF-W5)」、12.1型液晶搭載の「T5シリーズ(CF-T5)」、10.4型液晶搭載の「R5シリーズ(CF-R5)」の4シリーズ。
それぞれCPUを強化し、基本性能を向上させた。「R5/T5/W5シリーズ」は、CPUにCore Solo超低電圧版U1400(1.20GHz)、「Y5シリーズ」はCore Duo低電圧版L2400(1.66GHz)を搭載。低消費電力と高性能を特徴とするインテルのモバイルPC向けプラットフォーム「Centrino」に対応した。
また、新たに「マイクロDIMM 1GB」のメモリを開発し、RAMの増設可能容量を、これまでの最大1024MBから1536MBに引き上げた。このほかCPU以外の基本性能と、「天面全体で100kgf加圧振動試験」「30cm落下試験」をクリアした頑丈設計、長時間バッテリー駆動などの特徴は前モデルと同じ。
価格はすべてオープン。実勢価格は、「Y5シリーズ」が26万5000円前後、「W5シリーズ」が24万5000円前後、「T5シリーズ」が21万5000円前後、「R5シリーズ」が20万円弱の見込み。マイクロソフトの統合ビジネスソフト「Office Personal Edition 2003」を搭載した「W5シリーズ Officeモデル(台数限定)」は27万5000円前後の見込み。
さらに、直販サイト「マイレッツ倶楽部」では、10周年記念モデルとして、CPUにCore Duo超低電圧版を搭載した「W5」も発売する。直販価格は標準モデルで29万5200円。また法人モデルも、同4シリーズで10月27から順次発売する。