プロトン、異なる形式のファイルを統合できるドキュメント作成ソフト
プロトン(二瓶孝二社長)は9月22日、アクティブ・ウェーブ(山本秀三代表取締役)と業務提携を行い、ドキュメント作成ユーティリティソフト「プリントワークス」「プリントワークスPro」を共同開発し、10月6日に発売すると発表した。価格は「プリントワークス」が6090円、「プリントワークスPro」は8190円。
「プリントワークス」はワード、エクセル、パワーポイントなど、さまざまなアプリケーションのドキュメントを取り込んで、1つの文書ファイルに自動的に合成できるのが特徴。プレビュー画面上で、印刷イメージを事前に確認でき、メモ用の白紙ページの差し込みや、不要ページの削除も可能。自由にページを並べ替えたり、選択ページを左右90度、または180度回転させることもできる。
ファイルは、テキスト入力、図形の挿入、イメージデータの挿入、マーキング、直線/フリーハンド、スタンプ、強調したい部分の色付け、不要な部分を隠すマスキング、「カラー透かし」の追加などの編集も可能で、文字や線の色・サイズは自由に設定できる。
印刷機能では、1枚の用紙に最大16ページ分を縮小し、割り付けて印刷したり、A3サイズをA4、B4サイズをA4などに縮小印刷することが可能。BMP、DCX、EMF、GIF、JPG、TIFFなどのイメージファイル形式で出力・保存も行える。さらに「プリントワークスPro」では、「プリントワークス」の基本機能に加え、PDF形式での出力・保存機能を搭載した。
対応OSはともにWindows XP、2000。プロトンではパソコンショップ、量販店、オンライン販売などで販売し、初年度で1万本、5000万円の売り上げを見込んでいる。