マイクロソフト、学生団体の活動を支援するプログラム、IT技術者拡大を狙う
マイクロソフトは、PCを利用する学生の部活活動などを支援する「5スター学生コミュニティプログラム(5スターコミュニティ)」を9月15日から開始した。
対象となるのは、5人以上のメンバーで構成される中学校や高等学校、高等専門学校のクラブやサークル、研究室など。学生向けプログラミングコンテストでの入賞など一定の条件を満たすことで、「スター」と呼ばれるポイントが与えられ、その数で特典を受けることができる。ポイントは最大5つで、特定のコンテストでの優勝や入賞を通じて、より多くの「スター」を取得することも可能。
特典は、認定証の授与や、マイクロソフトのサイトへのコミュニティ名掲載、勉強会やイベントへの優先参加権などを用意。07年度の特典では、07年8月に韓国で開催される「Imagine Cup」世界大会への招待も予定している。
プログラムは年度単位で実施し、06年度の募集期間は07年2月28日まで。参加申し込みは、専用サイトから申込書をダウンロード、必要事項を記入して事務局に送信する。07年度の募集は07年4月から開始する。マイクロソフトでは、学生団体を支援することで活動の活性化を図り、将来のIT技術者の育成を目指す。