NTTドコモなど7社、次世代携帯電話技術の推進に向け新会社を設立
NTTドコモ(中村維夫社長)、チャイナモバイル(中国)、KPN(オランダ)、オレンジ(仏)、スプリントネクステル(米)、Tモバイル(独)、ボーダフォン(英)の7社は、3.5世代(3.5G)携帯電話「HSDPA」「HSUPA」などに続く次世代の携帯電話技術を策定する新会社「NGMN」を英国に設立したと発表した。
NGMNは携帯電話の標準化団体と連携し、次世代携帯電話の通信技術の標準化について協議する。すでにあるインフラや周波数の割り当てを考慮し、効率的な周波数利用と遅延の軽減、低コストの運用・メンテナンス、既存ネットワークとの互換性の確保などを、次世代携帯電話の実用化に向けて推進する。
7社は、ほかの携帯電話会社やインフラ設備・端末メーカーなどにもNGMNへの参加・協力を呼びかける。また、研究機関・大学などに対してもアドバイザーとしての参画を求めていく方針。