KDDI、全面が光るフロントと2.7型液晶のソニー・エリクソン製3G携帯電話

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2006/09/14 13:56



 KDDIは9月13日、携帯電話ブランド「au」の第3世代携帯電話「CDMA 1X WIN」で、2.7インチフルワイド液晶を搭載し、本体のフロントが光るカメラ付き携帯電話「W43S」を9月15日に発売すると発表した。中国地方では14日に先行して発売する。本体カラーはモカブラウン、カームホワイト、アンビションレッドの3色。



 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の端末で、カメラは有効201万画素。ディスプレイに解像度240×432ドットの2.7型フルワイド液晶を採用した。ソニーの液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」で使用されているコントラスト向上技術と輪郭を強調する技術を盛り込んだモバイル液晶用画像処理回路「RealityMAX」を搭載しており、動画や画像を鮮明に表示する。

 本体のフロント部分は全面が光る設計を施し、点灯する順序や強弱を自動的に制御することで充電など、使用場面ごとで光のパターンが変化する。専用の着せ替えパネルを使用し、明かりとデザインの変化も楽しめる。着せ替えパネルはランプシェードのようなデザインなど本体カラーに合わせて3枚が付属。オプションのパネルも7種類販売する。

 携帯電話を使った決済サービスの利用も可能で、本体にJCBの携帯クレジット「QUICKPay(クイックペイ)」のソフトがインストールされているほか、JR東日本の電子マネー「モバイルSuica(スイカ)」にも対応。また、音楽配信サービス「LISMO(リスモ)」も利用できる。圧縮で失われたデータを取り戻す技術「DBEX」を搭載しており、音楽を高音質で再生することができる。

 そのほか、パソコン向けホームページが閲覧できる「PCサイトビューアー」機能、赤外線通信機能、データフォルダに保存している画像をテンプレートに合わせて一定間隔で自動的に入れ替えながら待ち受け画面に表示する「待受ピクチャーギャラリー」機能なども備えた。