オリンパス、ISO4000の高感度と光学10倍の高倍率ズームを両立したデジカメ
オリンパスイメージング(大久保雅治社長)は8月23日、光学10倍の「ウルトラズームシリーズ」の新モデルとして、ISO4000の高感度撮影が可能な「CAMEDIA SP-510UZ」を9月中旬に発売すると発表した。価格はオープンだが、実勢価格は4万円台前半の見込み。
「ブライトキャプチャー」機能を改良し、前機種に比べより高感度での撮影が可能。ISO1600の高感度撮影と光学10倍ズームを組み合わせることで、手ぶれを起こしやすい高倍率の撮影時でもぶれを軽減することができる。被写体の明るさに応じて自動的に感度をあげる「ぶれ軽減機能」も搭載した。さらに光学4倍以上のズームレンズを搭載した高倍率のデジタルカメラでは世界で初めて、最高ISO4000までの高感度撮影を可能にした。
35mmカメラ換算で38-380mmまでの撮影を可能にする光学10倍ズームレンズと、有効画素数710万画素の1/2.5型CDDを搭載。また、同社独自の画像処理エンジン「TruePic TURBO(トゥルーピックターボ)」を搭載し、シャープでクリアな画質を実現した。さらに、広角側で20m、望遠側で15mまで光が届く内蔵フラッシュも搭載する。
このほか、単3アルカリ電池に最適な省電力設計を採用し、コンパクトカメラでは世界最長の630枚の撮影が可能。ニッケル水素電池を使うと、より多くの枚数を撮影できる。また暗い場所でも色鮮やかな動画を撮影する「ナイトムービー機能」や、11.5万画素の2.5型TFT液晶モニターなどを装備した。
記録媒体は、約21MBの内蔵メモリとxD-ピクチャーカード。本体サイズは幅105.5×高さ74.5×奥行き70mm、重さは325g。