メガソフト、医療福祉空間の提案に適した高機能レイアウトソフト
メガソフト(井町良明社長)は8月22日、パワープレイス(片平康弘社長)と共同開発したレイアウトソフト「3DオフィスデザイナーPRO2 医療福祉版」を8月25日に発売すると発表した。価格は10万2900円。
オフィスレイアウトソフト「3DオフィスデザイナーPRO2」をベースに、医療機器・福祉家具メーカー、オフィス家具メーカーの協力を得て、病院などのレイアウトを検討する際に便利な機能と豊富な3D素材を加えたもの。CADソフトのように設計図面から描くことなく、専門知識がなくても簡単な操作で平面図と3Dパースを作成することができる。
病院のA棟、B棟などの別ファイルを一つの図面に読み込んで組み合わせられる「部分図読み込み」機能、合計850点以上の医療・福祉機器や医療福祉用のファニチャーパーツ、バリアフリーエリアのレイアウト検討に最適な「スロープ角度」計算機能、点字ブロックのパーツの施設機能などを搭載。オプションのデータベース連携機能を利用することで、図面上にレイアウトされた機器や備品と、Excelなどの帳票とを紐付けし、備品の配置状況やメンテナンス情報の管理に活用することもできる。
さらに、メガソフトの住宅・建築プレゼンテーションソフト「3DマイホームデザイナーPRO5」を併用することで、作成した3Dイメージのレイトレースレンダリングも行える。今後、メーカーの要望に応じた素材集CD-ROMや、インターネットによるデータのダウンロード提供、改廃情報のオンライン提供など、多様なニーズに適合したさまざまなコンテンツ提供も行っていく予定。
販売対象は、医療福祉関係のレイアウトや管理にかかわる人、医療機器・事務機器販売会社、インテリアデザイナー/プランナー、医療福祉関連のシステム部門、経営者、マネージャー、建築関係企業など。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98。