SIREN、携帯オーディオ3機種で日本上陸、512MBで5980円前後から

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2006/08/21 20:43

 米SIRENの日本法人、SIREN(サイレン、矢野間也寸志社長)は8月21日、フラッシュメモリタイプの携帯オーディオ「SIREN DP シリーズ」3機種19モデルを8月25日から順次発売すると発表した。

 米SIRENの日本法人、SIREN(サイレン、矢野間也寸志社長)は8月21日、フラッシュメモリタイプの携帯オーディオ「SIREN DP シリーズ」3機種19モデルを8月25日から順次発売すると発表した。

 売れ筋やユーザーニーズを研究し日本向けに開発したもので、小型軽量のエントリーモデル「DP100」、薄型カードタイプの「DP200」、ミニスピーカーを内蔵したハイエンドモデル「DP300」と、それぞれ特徴の異なる3機種をラインアップした。

 メモリ容量は512MB、1GB、2GBの3種類(DP300は1GB、2GBのみ)、カラーバリエーションは、「DP100」はシルバー、オレンジ、ホワイトの3色、「DP200」と「DP300」はシルバー、ブラックの2色を用意する。

 「DP100」は、カナルタイプのネックストラップ一体型イヤホンを採用し、内蔵電池込みでわずか28gと軽量なのが特徴。ディスプレイは有機ELで、ボタンを本体の左右に配置するなど、シンプルな操作性を目指した。連続再生時間は最長18時間。なお、イヤホンのイヤーピースは、3機種とも遮音性の高いカナルタイプとなっている。

 「DP200」は、本体の厚みが7.5mmと薄くフラットなカード型。内蔵電池込みの本体重量も約26gと軽い。光るタッチボタンとホワイトの有機ELディスプレイで高級感のあるデザインに仕上げた。録音機能付きのワールドバンドFMチューナー、ボイスレコーダー、ライン入力録音、再生速度の調節など、多彩な機能も盛り込んだ。連続再生時間は最長11時間。

 「DP300」は、6万5000色表示のTFTカラー液晶ディスプレイを搭載し、動画や写真の再生も可能なマルチメディアプレーヤー。海外でも利用可能な録音機能付きワールドバンドFMチューナー、ボイスレコーダーなど「DP200」と同等の機能に加え、アラームクロック、テレビリモコン機能、ミニゲームなども内蔵する。

 本体に2つのイヤホンジャックを装備しているため、二人で同じ音楽を聴くことが可能。さらに内蔵するミニスピーカーを使えば、イヤホンなしで音楽を再生することができる。連続再生時間は最長24時間、動画再生時は約8時間。

 再生可能な音楽ファイルは、「DP100」はMP3、WMA、WAV、「DP200」と「DP300」はMP3、WMA、WAVとOggVorbis。音楽配信サービスなどで購入した、Windows Media DRMの再生にも対応する。対応OSは、Windows XP、2000、Me、98SE。

 発売日は、「DP100」の2GBモデルのみ9月、その他のモデルは8月25日。オプションの充電用ACアダプター「AC010」も9月に発売する予定。価格はすべてオープンで、実勢価格は、「DP100」の512MBモデルが5980円、1GBモデルが7980円、「DP100」の512MBモデルが9980円、1GBモデルが1万3800円、「DP300」の1GBモデルが1万4800円など。