ソニー、世界初のAVCHD規格方式デジタルハイビジョン「ハンディカム」
ソニーは7月19日、世界で初めて8cmDVDやHDDにハイビジョン撮影が可能なAVCHD規格方式のデジタルハイビジョンビデオカメラ「ハンディカム」2機種を9月10日から順次発売すると発表した。
価格はオープン。実勢価格は、DVDに記録できるAVCHD DVD ハンディカム「HDR-UX1」が17万円前後、HDDに記録できるAVCHD HDD ハンディカム「HDR-SR1」が18万円前後の見込み。
2機種ともAVCHD規格(Ver1.0)に対応し、高精細なハイビジョン撮影ができるのが特徴。「HDR-UX1」の記録ディスクは、DVD-R/-RW/+RW/+R DL(2層)の4種類。DVD+R DLディスク使用時には、最長約1時間のハイビジョン撮影が可能。「HDR-SR1」は30GBの内蔵HDDにハイビジョン画質で最長約11時間の記録ができる。
イメージセンサーには独自開発の「クリアビッドCMOSセンサー」を搭載。1080iハイビジョン記録を可能にし、コンパクトモデルでは難しかった「高感度撮影」と「高画素静止画記録」を両立した。動画では最低被写体照度11ルクスの高感度撮影に対応。「エンハンスド・イメージング・プロセッサー」との組み合わせで、「なめらかスロー録画」の高速撮像の撮影が可能。また静止画では最大400万画素相当で記録できる。
さらに、使いやすさを追求した新しいグラフィックユーザーインターフェイスを採用した。3.5型の大画面液晶とタッチパネル操作の組み合わせで、撮影や各種設定を直感的に操作できる。本体内蔵のマイクで「5.1chサラウンド音声記録」にも対応する。
「HDR-SR1」は、ボタンひとつでDVDに簡単にコピーできる「ワンタッチ ディスク」機能やHDDのデータを守る「HDDスマートプロテクション」を搭載する。
総画素数は210万画素で、光学10倍ズームレンズを採用。「HDR-UX1」は本体サイズが幅76×高さ89×奥行き165mm、重さが660g、「HDR-SR1」は本体サイズが幅78×高さ84×奥行き165mm、重さが640g。