DHCなど、Web上で約200種類のメーク商品が試せるシミュレーター
ディーエイチシー(DHC、吉田嘉明会長兼CEO)、トランスコスモス(奥田昌孝社長兼COO)、SSI(伊茂治裕哉代表取締役)は7月18日、約200種類のメーク商品を自由に試せるウェブサイト「DHCメークアップシミュレータ」を共同開発し、7月下旬から提供を開始すると発表した。
DHCが販売する68の基礎メーク用品、131のポイント用メークを組み合わせたメークのシミュレーションがウェブ上で行える。ユーザーは、自分の顔写真をブラウザに取り込み、ベースメークのパターンが約24万通り、ポイントメークのパターンでは約510億通りの中から、自分に合ったメークを何度でも試すことが可能。DHCがオススメする季節やTPOに合ったパターンメークをワンクリックで試すこともできる。
PNG形式の画像ファイルを使用し、商品の写真や画面全体が見やすくしたほか、ファンデーションの塗り重ね、コンシーラによるハイライト効果、アイシャドウの多色による重ね塗り、マスカラ機能なども搭載した。
自分の顔で試したアイテムはその場で購入でき、気に入ったパターンメーク全商品の一括購入も可能。メークアップした顔の写真は商品情報とともにプリントアウトできるため、試したメークを保存し、商品購入のためのリストとして活用したり、友達や恋人に見せることもきる。
DHCでは、04年からダウンロード型「メークアップシミュレータ」を提供してきたが、ダウンロード型は、新商品が入るたびにアプリケーションをダウンロードする必要があった。今回のウェブサービスでは、インターネットにつなげると自動的に新商品に入れ替わるなど利便性を向上させた。写真はサーバーへの送信を不要とすることで個人情報にも配慮した。