キングソフト、100万本無償提供から1年、契約更新料課金を開始
キングソフト(広沢一郎社長)は、総合セキュリティ対策ソフト「キングソフトインターネットセキュリティ」の無償提供期間の満了を迎えるユーザーを対象に、8月1日から契約更新料の課金を開始すると発表した。
同社は、05年9月に「キングソフトインターネットセキュリティ2006」のダウンロード提供を開始。100万本限定で更新料を1年間無料とし、5か月で100万本を達成した。06年2月の100万本以降は無償期間を半年間に変更。また今年3月には、後継バージョン「キングソフトインターネットセキュリティ2006+」を発表した。
まもなく、1年または半年間の無料利用期間が終了となるユーザーが生まれることから、課金を開始する。これまでの約1年間、これらのユーザーに無償でソフトを提供していたため、同社にとって課金収入は今回が初めて。
対象となるのは、「キングソフトインターネットセキュリティ2006」と「同 2006+」。契約更新料は1ライセンスあたり1年間で980円。最長5年間で3480円など、1年あたりの費用がさらに安くなる複数年契約サービスも用意する。更新手続きは、同社ホームページなどから行い、支払い方法はクレジットカード・銀行・郵便局振り込み・コンビニ支払いなど4種類から選べる。なお、無償利用期間中でも契約更新手続きを行うことができ、その場合、残っている無償利用期間は引き継がれる。
また、今回の課金開始にともない、9月30日までに契約更新をしたユーザーから抽選で100人に256MBの特製USBメモリが当たる「ありがとう!これからもよろしくね キャンペーン」を実施する。