リンクス、ホットプラグ対応「e-SATA」をフロントに搭載したPCケース2機種

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2006/07/12 10:54



 リンクスインターナショナル(川島義之社長)は、ホットプラグ対応「e-SATA」をフロントに搭載したRoHS対応のPCケース ENERMAX「ECA3050-B/ECA3052-BS」を7月15日に発売する。価格はオープン。

 「e-SATA」をフロントトップに装備し、転送速度は最大毎秒150MB。「e-SATA」は、誤接続を防ぐため、内蔵機器向けの通常の「Serial ATA」とは端子の形状が異なる。フロントトップには、USB2.0コネクタ、Audio in/outも備えた。

 5つの5インチベイのうち、下から3つはドライブの固定にネジを必要としないドライブ固定ガイドを搭載。3.5インチベイ、拡張スロットにも固定ガイドを搭載した。また、5つの5インチベイのうち、上から2つは自動開閉するベゼルを採用している。

 「ECA3050-B」は、フロントにデザインされたチャクラシンボルの裏には、青く光る120mmのブルーLEDファンを搭載。サイドパネルには、インテルが規定しているCAG1.1(Chassis Air Guide Revision)に準拠したパッシブダクトを採用し、CPU上空温度を38度以下に抑える設計を採用した。実勢価格は8900円前後の見込み。

 「ECA3052-BS」はケース側面には、大型25cmモンスターファンを搭載。FANの上部には正逆切替スイッチがついているので吸気や排気を自在に切り替えることができる。実勢価格は9980円前後の見込み。

 2機種とも拡張性に優れたミドルタワーで、利用可能なドライブベイは5インチ×5、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×4。拡張スロット×7。本体サイズは幅200×奥行き490×高さ455mm、重さは約6.6kg。搭載可能なマザーボード規格はStandard ATX/Micro ATX、電源規格はATX。フロントに120mmファン×1、リアに120(90/80)mmファン×1を搭載できる。

 なお、初回生産分には、初回ロットキャンペーンとして速度調節が可能な80mmファン×1をケース内に同梱している。