パイオニア、ウィスキー樽材でつくったスピーカー「ピュアモルト」

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2006/07/11 21:29

 パイオニアは7月11日、サントリー(佐治信忠社長)とのコラボレーションでウィスキー樽材をエンクロージャー(きょう体)に再利用したスピーカー「ピュアモルトスピーカー S?A4SPT?VP」を8月上旬に発売すると発表した。価格は4万8000円。

 パイオニアは7月11日、サントリー(佐治信忠社長)とのコラボレーションでウィスキー樽材をエンクロージャー(きょう体)に再利用したスピーカー「ピュアモルトスピーカー S?A4SPT?VP」を8月上旬に発売すると発表した。価格は4万8000円。

 ウィスキーの樽は、樹齢100年を超える固くて堅牢なホワイトオーク(楢の木)で、50年以上もウィスキー熟成のために使われている。そのため、伐採直後の新材では再現できない「暖かみのあるやわらかな音」を実現できるという。

 エッジには同社の高級スピーカーシステム「EXシリーズ」に採用している「ポリカーボネイト系発泡ウレタン」を採用。10cmのウーハーユニットのコーンには木材パルプを使用して自然な響きを実現した。本体サイズは幅154×高さ246×奥行き213mm、重さ3.7kg。

 スピーカーはサントリーが樽材を供給、パイオニアがシステムづくりと音質調整作業、製品全般のプロデュースを行った。2社では98年に初代「ピュアモルトスピーカー」を発売しており、今回の製品は第4弾となる。