ヤフーなど、全国1万5000件の施設などを利用できる福利厚生サービス
ヤフー(井上雅博社長)とベネフィット・ワン(白石徳生社長)は6月29日、中小企業と個人事業主向けに宿泊施設やサービスなどを利用できる福利厚生サービス「Yahoo!福利厚生」を開始すると発表した。7月6日から申し込みを受け付ける。
「Yahoo!福利厚生」は会社の福利厚生としてベネフィット・ワンが提供する全国1万5000件の宿泊施設や研修施設、スポーツクラブ、リラクゼーション施設、サービスなどを利用できるサービス。中小企業や個人事業主など会社の規模にかかわらず加入できる。
サービスでは企業が会社内容や従業員の名簿を登録すると、ベネフィット・ワンが従業員1人1人にIDとカードを発行する。従業員はIDとカードに記載された会員番号を使って専用サイトから直接、施設やサービスの利用申し込みができる。
料金は約4100件の宿泊施設を正規料金より10-30%の割引で利用できる「スタンダードコース」が従業員1人あたり月額315円。約5300件の宿泊施設を30-70%の割引で利用できる「ゴールドコース」が従業員1人あたり月額840円。クレジットカードか銀行引き落としで支払う。