I・Oデータ、ソフトを持ち運べるU3プラットフォーム採用のUSBメモリ

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2006/06/30 10:20



 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ、細野昭雄社長)は、「U3プラットフォーム」を採用したUSB2.0/1.1対応フラッシュメモリ「EasyDisk U3 smart drive (EDU3シリーズ)」を7月中旬に発売する。価格は、容量512MBの「EDU3-512M」が5618円、1GBの「EDU3-1G」が11078円。2GBモデルも発売する予定。

 「U3プラットフォーム」に対応しており、インターネット経由でダウンロードしたU3対応アプリケーションを自由に選んで持ち運べる。「EDU3シリーズ」は、オフィスソフト「OpenOffice.org for U3」をはじめ、画像編集ソフト、パスワード管理・入力ソフトなど5種類のU3対応アプリケーションを標準でインストール。このうち体験版・限定版は、優待価格で製品版にアップグレードできる。また、パスワードロック「Usafe」を標準で搭載した。

 本体サイズは幅21.5×奥行き84.2×高さ15.5mm、重さは約16g。対応OSはWindows XP、2000で、U3対応アプリケーションの対応OSは、アプリケーションによって異なる。

 「U3プラットフォーム」は、米M-Systemsと米SanDiskが設立した米U3 LLC社が提唱するUSBフラッシュメモリの標準プラットフォーム。同規格を採用したUSBメモリは、データだけでなくU3対応アプリケーションをそのまま持ち運べ、どのPCでも利用することができる。

 「EDU3シリーズ」では、メニュー画面「Launchpad」から「U3」サイトにジャンプし、U3対応アプリケーションをダウンロード可能。ダウンロードしたU3対応アプリケーションの保存・実行などのすべての作業はUSBメモリ内で完結し、別途インストール作業などが発生することはない。