キヤノン、コンパクトな昇華型フォトプリンタ、大きな2.0型画面を採用し

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2006/06/23 20:12

 キヤノンは、ダイレクトプリントに対応した昇華型フォトプリンタ「SELPHY CP730」を6月29日に発売する。「SELPHY(セルフィー)」シリーズの新製品で、価格はオープン。実勢価格は2万円弱の見込み。

 キヤノンは、ダイレクトプリントに対応した昇華型フォトプリンタ「SELPHY CP730」を6月29日に発売する。「SELPHY(セルフィー)」シリーズの新製品で、価格はオープン。実勢価格は2万円弱の見込み。

 05年9月発売の「CP710」の後継機種で、カラー液晶モニターを従来の1.5型から2.0型に大型化するなど、操作性の向上を図った。さらに、旧機種では別売りだった充電式バッテリーパックを同梱し、電源のない屋外でも気軽にプリントできるようになった。

 本体には、SDメモリーカードなど13種類のメモリーカードに対応するカードスロットを装備。デジタルカメラやメモリーカードから直接プリントできるほか、赤外線通信を使ってカメラ付き携帯電話からワイヤレスでプリントできる「プリントビーム」にも対応する。

 また、同社のコンパクトデジタルカメラで採用している「マイカラー」を、コンパクトフォトプリンタで初めて搭載。カードダイレクトプリント時に、本体上面のボタンを押すだけで、「くっきりカラー」「すっきりカラー」「セピア」「白黒」の4種類の色効果を適用してプリントできる。トリミングや複数の画像をレイアウトしてのプリントも簡単な操作で可能。

 本体サイズは幅178×奥行き131×高さ63mmで重さは955g。プリント速度はLサイズ1枚あたり約50秒。ワイドサイズを含む4種類の用紙サイズに対応する。