ペガシス、「TMPGEnc 4.0 XPress」DivX対応版を提供開始
ペガシス(海老根崇CEO)は、マルチビデオエンコーダ「TMPGEnc 4.0 XPress」に「DivX出力」機能を実装する最新アップデータを6月14日に公開した。「TMPGEnc 4.0 XPress」ユーザーは無料でダウンロードできる。
今回の最新アップデータでは、動画圧縮フォーマット「DivX 6」のコーデックと出力テンプレートを新たに搭載し、PCのコーデックの有無を問わず「DivX 6.1」相当のDivXファイルの生成が可能となった。TMPGEnc 4.0 XPressのプログラム本体に「DivX 6 CODEC」を内蔵する形式で提供するため、DivX 5シリーズがインストールされている環境でも、DivX 6形式で出力することが可能。また「TMPGEnc 4.0 XPress」のインターフェイス上から詳細な設定を行うこともでき、手間の多かった2パス以上のエンコード設定などもワンタッチで処理できるようになる。
6月20日には、NEC製モバイルマルチメディアプレーヤー「VoToL」向け出力テンプレートも公開し、同様に無償ダウンロード提供する予定。
「TMPGEnc 4.0 XPress」は、PCで再生可能なMPEGやAVI、WMVなどの各種ムービーファイルや家庭用DVDレコーダーで録画したDVDを、さまざまな形式に変換・圧縮(エンコード)できるソフト。今年4月に発売した。価格はパッケージ版が1万4800円、ダウンロード版が9800円。