松下、世界初の4GBのSDHCメモリーカード、3万円前後で
松下電器産業は6月8日、SDメモリーカード規格Ver2.00に準拠した世界初の4GB SDHCメモリーカード「RP-SDR04GJ1K」を7月25日に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は3万円前後。
SDメモリーカード規格Ver2.00は、これまでのSDカードの最大容量2GBを超え、最大32GBまでの大容量化が可能な上位規格で、06年初めにSDカードアソシエーション(SCA)が策定したもの。「SDHCメモリーカード」は、SDメモリーカード規格Ver2.00に準拠したSDカードの名称。従来のSDカードとはファイルシステムや対応物理規格のバージョンが異なるため、SDHC対応の製品のみで使用できる。なお、SDHD対応の製品なら従来のSDカードを使用することは可能。
また、「SDスピードクラス」“Class2”に対応し、MPEG2の動画記録などデータの連続的な書き込みを安定して行うことができる。「SDスピードクラス」は、高画質な動画記録などを安定して行うために、SCAが新たに定めたカードと応用製品の規格で、Class2、Class4、Class6の3つの性能区分がある。
データ転送速度は最大5MB/秒を実現。本体サイズは縦32×横24×厚さ2.1mm、重さは2gで。月産枚数は5000枚。