ウィルコム、性能強化した新「W-ZERO3」、メモリを倍増し電子辞書も搭載
ウィルコム(八剱洋一郎社長)とウィルコム沖縄(仲里朝勝社長)は6月6日、シャープ製のモバイルコミュニケーション端末「W?ZERO3」のハイスペックバーション「W-ZERO3(WS004SH)」を6月22日に発売すると発表した。
05年12月に発売した「W?ZERO3(WS003SH)」の性能を強化したもので、本体の内蔵メモリを128MBから256MBに増量。ユーザーエリアも約197MBに拡張し、より多くのアプリケーションやデータを保存できるようにした。
また新たに、英和・和英・国語・英文ビジネスレターの4つの電子辞書を標準で搭載。三省堂電子辞書「エクシード英和辞典」「エクシード和英辞典」「デイリーコンサイス国語辞典」「英文ビジネスレター辞典」を収録したソフトウェア「DicLand」をプリインストールした。なお、本体サイズやOSなど、メモリ以外の仕様は従来モデルと同じとなっている。カラーバリエーションは、ガンメタリックとパールホワイトの2色。
このほか、「WS004SH」には、従来のW-ZERO3にはなかった「Intel Inside」のロゴを本体に入れた。その理由について同社は、「W-ZERO3にインテルの技術が採用されていることを容易に認識することができ、さらなるモバイル・コンピューティングの利用促進が期待できるため」としている。