ターボリナックス、Cで動かす二足歩行ロボ、プログラミングの教材に

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2006/05/31 12:40



 ターボリナックス(矢野広一社長)は、アイ・ビー(本堂晃社長/COO)の技術協力により、LinuxでC言語によるプログラミング開発が可能な二足歩行ロボットキット「TurboRobo(ターボ・ロボ)」を発売すると発表した。6月30日から、Turbolinuxオンラインショップで受注を開始する。価格は未定で、35万円-40万円となる予定。

 「TurboRobo」は、大学の研究室や専門学校で、Linuxの操作やC言語によるプログラミングを学習する教材として最適なLinux版プログラミング開発キット。パソコンにリナックスOS「Turbolinux FUJI」をインストール後、USBポートに付属のBluetoothアダプタを接続し、デバイスを認識させることで、Linuxとロボットのリモートコントロールが可能になる。

 リモートコントロールに対応するため、二足歩行ロボットによる格闘競技大会「ROBO?ONE」に参加することも可能。ターボリナックスでは、TurboRoboを使用してプログラミング技術を競う「ロボットダンスコンテスト」や「ロボット徒競走」の開催も予定している。

 今回の製品化は、教育現場でLinuxクライアントの導入が拡大し、楽しみながらプログラミングを学べるLinux版プログラミング開発キットを求めるニーズに応じたもの。6月1日-3日の3日間、お台場で開催される教育関係者向け展示会「New Education Expo 2006」にも参考出展する。