ナビッピ、携帯とカーナビの連動で、地理に不案内な人でも配送業務を可能に

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2006/05/24 22:27

 ナビッピドットコム(ナビッピ、篠崎登社長)は5月24日、携帯電話やカーナビゲーション(カーナビ)と連携した位置情報ASPサービス活用システム「ケータイ&カーナビコントロールシステム」を7月に発売すると発表した。

 ナビッピドットコム(ナビッピ、篠崎登社長)は5月24日、携帯電話やカーナビゲーション(カーナビ)と連携した位置情報ASPサービス活用システム「ケータイ&カーナビコントロールシステム」を7月に発売すると発表した。

 「ケータイ&カーナビコントロールシステム」は、Bluetoothを利用して携帯電話とカーナビを連携させ、本部や営業所などの拠点と車両間で通信を確立し、安全で効率の良い配送活動や営業活動を支援するシステム。

 たとえば、営業や配送を担当するドライバーが、Bluetoothに対応した携帯電話を使って現在地情報を更新すると、自動的にカーナビと営業所の業務管理画面の両方に最新の位置情報が表示される。拠点のパソコンから車両のカーナビに対し、目的地情報やメッセージを通知することもできる。さらに車両の位置を検索したり、車両の走行情報(位置履歴)を取得、保持することが可能。

 同社では、このシステムにより、客先訪問指示や目的地情報などを見やすく正確なカーナビ上の地図で指示することで、地理に不案内な高齢のドライバーや外国人労働者などでも、配送や運転が楽にこなせるようになるとしている。

 価格は、サービス基本料がPC1台につき月額5000円、携帯電話1台につき月額500円?2500円で、カーナビ連携システムのカスタマイズ費用が120万円からの予定。別途、カーナビや携帯電話などのハード購入費が必要。システムは納入先の要望に合わせ、簡易帳票の入出力や位置情報の自動送受信機能など、基本アプリをカスタマイズして提供する。