ヤマハ、独スタインバーグ社の音楽制作用ソフトを日本国内で発売

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2006/05/15 10:25



 ヤマハ(伊藤修二社長)は、子会社の独・Steinberg Media Technologies GmbH(スタインバーグ社)の製品の輸入・販売元として、日本国内での販売を6月1日に開始する。

 主な取扱商品は、メディアプロダクションシステム「Nuendo 3」、音楽制作とプロダクションシステム「Cubase SX3」、波形編集/マスタリング スイート「WaveLab 6」、32bit/384kHz/5.1サラウンド対応の高音質&高機能VSTサンプラー「HALion 3」など。国内ではこれまでカメオインタラクティブが取り扱っていた製品を引き継ぐ。

 スタインバーグ社は、「NUENDO(ヌエンド)」「Cubase(キューベース)」シリーズなどの音楽制作用ソフトを提供している音楽制作用コンピューターソフトウェア大手。04年に、スタインバーグ社のソフトウェア製品とヤマハのハードウェア製品との連携を実現させるために、共同開発プロジェクト「STUDIO CONNECTIONS(スタジオ・コネクションズ)」を開始。また、05年1月には、それまでスタインバーグ社の全株式を保有していた米ピナクル社から、全株式をヤマハが取得。100%子会社化と同時に米国での販売事業も引き継いだ。

 なお、ヤマハは、スタインバーグインフォメーションセンターと商品情報WEBサイトを6月1日に開設し、製品のサポートを行う。カメオインタラクティブでのサポートは6月31日まで。