キーワードは「低価格地デジ」、W杯直前のHDD-DVDレコーダー売れ筋は?
間近に迫ったサッカーW杯ドイツ大会に向け商戦が白熱するDVDレコーダー。好調なのは「低価格地デジ」モデルだ。直近5月第1週(5月1日-5月7日)の「BCNランキング」では、東芝の「RD-XD71」が販売台数シェア5.36%でトップ。その理由は「ズバリ、価格」(都内大手量販店店員)だという。
間近に迫ったサッカーW杯ドイツ大会に向け商戦が白熱するDVDレコーダー。好調なのは「低価格地デジ」モデルだ。直近5月第1週(5月1日-5月7日)の「BCNランキング」では、東芝の「RD-XD71」が販売台数シェア5.36%でトップ。その理由は「ズバリ、価格」(都内大手量販店店員)だという。200GBとそこそこの容量のHDDを搭載しながら、地上・BS・110度CSの各デジタルチューナーを内蔵して店頭での実売価格が6万円程度というのが魅力のようだ。
「RD-XD71」はBS、地上デジタルハイビジョンの録画やデジタル×アナログ、アナログ×アナログなどの組み合わせでHDDに同時録画ができることが特徴。ただ、HDDは200GBで、地上デジタルハイビジョン画質の場合で録画時間が最大25時間と番組を録り溜めたいユーザーにとってはやや物足りない容量だ。
しかし、「RD-XD71」より容量が大きい400-500GBのHDDを内蔵し、デジタルチューナー内蔵・ハイビジョン録画が可能なHDD-DVDレコーダーの実売価格は9-10万円となっており「HDDの容量よりも価格の方に魅力を感じている」(同)消費者が多いようだ。また、「ハイビジョンの録画もできる安いデジタルチューナーとして購入する人も多い」(同)という。
こうした点を背景に、「RD-XD71」はBCNランキングのHDD-DVDレコーダー販売台数シェアで長らくトップだったソニーのVHS一体型DVDレコーダー「RDR-VX30」を抜き、4月第3週(4月10日-4月16日)には1位を獲得。その後は3週連続でトップの座を維持している。
一方、ランキングに目を戻すと、4月に発売した松下電器産業の「DMR-EX150」が早くも5位に顔を出しており、今後は春モデルの動向が注目される。
今月中旬から下旬にかけてソニー、日立製作所も新製品を発売することから、W杯に向けてのHDD-DVDレコーダー商戦はますます加熱しそうだ。
*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など18社・約2200の店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで115品目を対象としています。
間近に迫ったサッカーW杯ドイツ大会に向け商戦が白熱するDVDレコーダー。好調なのは「低価格地デジ」モデルだ。直近5月第1週(5月1日-5月7日)の「BCNランキング」では、東芝の「RD-XD71」が販売台数シェア5.36%でトップ。その理由は「ズバリ、価格」(都内大手量販店店員)だという。200GBとそこそこの容量のHDDを搭載しながら、地上・BS・110度CSの各デジタルチューナーを内蔵して店頭での実売価格が6万円程度というのが魅力のようだ。
「RD-XD71」はBS、地上デジタルハイビジョンの録画やデジタル×アナログ、アナログ×アナログなどの組み合わせでHDDに同時録画ができることが特徴。ただ、HDDは200GBで、地上デジタルハイビジョン画質の場合で録画時間が最大25時間と番組を録り溜めたいユーザーにとってはやや物足りない容量だ。
しかし、「RD-XD71」より容量が大きい400-500GBのHDDを内蔵し、デジタルチューナー内蔵・ハイビジョン録画が可能なHDD-DVDレコーダーの実売価格は9-10万円となっており「HDDの容量よりも価格の方に魅力を感じている」(同)消費者が多いようだ。また、「ハイビジョンの録画もできる安いデジタルチューナーとして購入する人も多い」(同)という。
こうした点を背景に、「RD-XD71」はBCNランキングのHDD-DVDレコーダー販売台数シェアで長らくトップだったソニーのVHS一体型DVDレコーダー「RDR-VX30」を抜き、4月第3週(4月10日-4月16日)には1位を獲得。その後は3週連続でトップの座を維持している。
一方、ランキングに目を戻すと、4月に発売した松下電器産業の「DMR-EX150」が早くも5位に顔を出しており、今後は春モデルの動向が注目される。
今月中旬から下旬にかけてソニー、日立製作所も新製品を発売することから、W杯に向けてのHDD-DVDレコーダー商戦はますます加熱しそうだ。
*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など18社・約2200の店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで115品目を対象としています。