パイオニア、Skypeでも一般回線でも対応できるコードレス電話機
パイオニアコミュニケーションズは、無料IP電話ソフト「Skype」に対応したコードレス電話機「TF-FS55M-S」を6月上旬に発売する。通常のコードレス電話機としても、Skype用電話機としても利用できるのが特徴。価格はオープンで、実勢価格は1万4800円前後の見込み。
一見、単なるコードレスホンだが、パソコンと親機をUSBで接続し、付属のSkype連携アプリケーションをインストールすると、子機からSkypeを操作できる。子機の液晶画面には、相手のログイン状態やSkype名が表示され、パソコンから離れた場所からでも、Skypeの着信を受けたり、発信したりできる。ログイン状態の変更も可能で、着信や発信の履歴も子機から確認できる。
一般の電話回線にも対応しており、通常の固定電話としても利用できる。USBと一般回線のデュアルモードでは、一般の電話回線からの着信とSkype着信に対して同時待ち受けも可能。このほか電話機として、最大100件登録できる子機カタカナ電話帳・お気に入りダイヤル、モーニングコールなどの機能を備えた。
対応OSはWindows XP、2000。USBポート非搭載の機種やMacintoshには対応しない。なお、パソコンとはUSBで接続するが、電源はACアダプタから給電する。