東北パイオニア、手軽に5.1chの立体音響が楽しめる2.1chサラウンドシステム
東北パイオニア(塩野俊司社長)は、2本のスピーカーで5.1chサラウンドを体感できるスピーカーシステム「PRACIA(プラシア)PS-W1」を6月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万7800円前後の見込み。
サブウーファー内蔵アンプユニットと2本のサテライトスピーカーで、5.1chサラウンドを擬似的に再現する「ドルビーバーチャルスピーカー」を搭載したのが特徴。テレビやパソコンなどとアンプユニット部を光ケーブルでつなぐだけで、臨場感あふれる立体的な音響を簡単に楽しめる。
入力端子はデジタル2系統、アナログ1系統を装備。再生可能フォーマットは、ドルビーデジタル、DTSのほか、AACやPCM(32KHz/44.1KHz/48KHz)のデコードに対応。アナログ入力のステレオサウンドを5.1chに拡張する「ドルビープロロジックII」も備える。
このほか、前面のヘッドホン端子に手持ちのヘッドホンを接続して、サラウンド再生を楽しめる「ドルビーヘッドホン機能」や、小さい音量でもセリフやわずかな音がはっきり聞き取れる「ナイトモード」を装備した。
アンプ出力は、サブウーファーが15W、サテライトスピーカーが各7.5W。サブウーファーには、ウッドキャビネットに12cmのフルレンジユニットを搭載し、迫力のある重低音を再生できる。本体サイズは、サブウーファー内蔵アンプユニットが高さ340×幅140×奥行き267mm、サテライトスピーカー(1本)は高さ178mm×幅60mm×奥行き136mm。シンプルなリモコンも付属する。
同社では、ホームシアターシステムのエントリーモデルから、AVパソコンの外付けスピーカーまで、幅広い用途での使用を想定している。