キヤノン、SXGA+対応機や小型20万円モデルなど、液晶プロジェクター5機種
キヤノンは4月26日、同社の光学エンジン「AISYS(エイシス)」や反射型液晶パネル「LCOS」を採用したモデルなど、液晶プロジェクター計5機種を5月中旬から順次発売すると発表した。
ラインアップは、SXGA+対応の「キヤノン パワープロジェクター SX6」「同 SX60」、VGA対応の「同 X600」、VGA対応の小型・軽量モデル「同 LV?7255」「同 LV?7250」。価格と発売日は「SX6」が83万7900円、「SX60」が73万2900円で5月中旬。「X600」が52万2900円、「LV?7255」が36万5400円で6月、「LV?7250」が20万7900円で7月。
「SX6/SX60/X600」の3機種は、独自の光学エンジン「AISYS」と、格子感が少ないシームレスな映像投写を実現する反射型液晶パネル「LCOS」を採用。1000:1の高コントラストと3500/2500ルーメンの明るさで、高精細な映像を投写できる。
「SX6」と「SX60」は、解像度1400×1050画素(SXGA+)の投写に対応。輝度は「SX6」が3500ルーメン、「SX60」は2500ルーメン。加えて、「SX6」は新開発のフィルターを使用し、より広い色域をカバーする「Adobe RGBモード」を装備。「SX60」は、コントラスト比2000:1のホームシアターモードや静音モード時に27dBまで動作音を低減した静音設計を採用し、ホームユース用途にも対応する。「X600」は、解像度は1024×768(XGA)で、輝度は3500ルーメン。
3機種とも、光学1.7倍電動ズームレンズや、「オートフォーカス」や「オートスクリーン色補正」などの4つの基本設定をボタン1つで自動的に行える「オートセットアップ」機能などを搭載する。
一方、「LV?7255」と「LV?7250」は、光学1.6倍ズームレンズを搭載し、XGA投写に対応した小型液晶プロジェクター。起動後約8-9秒で映像が表示できるクイックスタートや、終了後約30秒でクールダウンが完了するクイッククーリングに対応。黒板や壁などに投写された映像を自然な色調に近づけることができる「スクリーン色補正機能」なども搭載する。輝度は、「LV?7255」が2500ルーメン、「LV?7250」が2000ルーメン。