NEC、拡張性重視の個人向けPC「ValueOne」、デュアルコアCPU搭載で
NECとNECパーソナルプロダクツは4月18日、個人向けPC「ValueOne(バリューワン)」シリーズで、デュアルコアCPUを搭載した2シリーズ6モデルを4月21日に発売すると発表した。価格はオープン。
「ValueOne MTアドバンストタイプ」では、最新のインテル製デュアルコアCPU「Pentium Dプロセッサ 930(3GHz)」搭載機など3モデルをラインアップ。いずれも本体に最大4台のHDDを内蔵できるベイを装備したほか、最上位モデルでは、RAID 0フォーマットに対応した250GBのHDDを2台搭載した。さらに、4つのメモリスロットを装備するなど、拡張性も重視した。
「ValueOne MTベーシックタイプ」は、AMD製デュアルコアCPU「Athlon64 X2プロセッサ4200+」搭載機種など3モデルをラインアップした。また、HDD用ベイとメモリスロットを2つ備えることで拡張性を持たせた。
全モデルに高速グラフィックボードを搭載できる「PCIExpress×16」対応スロットと2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブを採用。本体前面には、7つのメディアに対応したカードスロットも備えた。
いずれの機種も「Windows Vista Capable PC」で、次期OS「Windows Vista」に移行可能。電気・電子機器に含まれる特定化学物質の使用を制限する欧州の規定「RoHS指令」と、電気・電子機器の特定化学物質の含有表示を規定する国内規格「J?Moss」に対応。環境にも配慮した。
NEC Direct価格は、アドバンスタイプの最上位モデルとなる「MT850/4A」が、インテルPentium Dプロセッサ 930(3GHz)、メモリ512MB、HDD500GBの構成で、6万8565円から。ベーシックタイプの最上位モデル「MT700/4A」は、AMD Athlon64 X2プロセッサ4200+、メモリ512MB、HDD250GBの構成で5万8485円から。
なお、NECでは直販サイト「NEC Direct」で、店頭モデルをベースに、CPUやHDD、メモリなどをカスタマイズできる「Gシリーズ」も発売する。